悔しさから学ぶ、目標を達成させるための目標設定

少し前の事にはなってしまいますが、9月、2つのタスクにおいて、自分の想定以上の工数を使いました。
終わってしまえば何に時間がかかったのか明確でも、開始時点で把握できないのは業務に支障が出ます。
また、追われれば追われる程、到底納得出来るような納品物は完成しませんでした。

 

実際、9月は休日を使って作業したりと余裕のない月になってしまい、このブログでのアウトプットも全く出来ない状態になりました。
もっというと10月も同じような状況が続きました。

 

その現状が歯がゆく、本当に悔しい思いをしました。
これを解決するには正しい工数(目標)を立て、時間のかかった作業の時間を短縮する事だと思います。

 

そこで、目標を達成するためにはどうするべきか、人が目標を達成するためにどのような事を行っているのか調べていたところ、
オンライン授業のschooで、考えさせられる授業がありました。
永谷研一さんによる、目標を達成する為の「PDCFAサイクル」というものです。

schoo.jp

 

この授業は全10回全て無料で受講できるのですが、無料とは思えない考えさせられる授業内容となっていました。
schooは初回が無料で、2回目以降は有料というものが多い中、全ての授業が無料というのは大変ありがたいです。

また、1回が30分ほどでschooにしては短めの授業で、テンポ良く進められたので、凄く受けやすい授業でした。

 

この授業の中で得た、すぐに実践できる事や、考え方などを今回は記しておきたいと思います。

 

この授業でまず得たのはPDCFAサイクルです。

有名なPDCAサイクルにFを足したもので、内訳は以下の通りです。

 

Plan(計画する)
Do(行動する)
Check(振り返る)
Feed back(人から吸収する)
Act(計画や行動を見直す)

 

通常のPDCAとは違い、ここで重要なのは、
Actから再びPlanに戻り、サイクルを止めずに機能させることだそうです。

 

まず、Plan:行動を計画する。
ここで正しい目標とは何なのか、目標設定の技術を学んだので、それに習って目標を立ててみました。

 

私の今期の目標は、「CVRの高いデザインを創造する」ですが、これをもう少し具体化して考えてみました。


「CVRの高いデザインを創造する」ということは、一人前のWebデザイナーになるということでもありますが、その条件として何が重要なのか書き出すと以下3点に絞られました。

 

①どんな案件でも最低限のクオリティを保てる
②自分のデザインで人の心を動かす
③自社以外の他社(多方面)でも通用する

 

この3点から、現状の自分の差を比べると、

 

・技術が不足している
・知識が不足している
・経験値が不足している

 

という点が挙げられました。
細かく言えばもっと挙げられますが、目の前の目標を達成するに辺り、
あまり細く挙げすぎても凹むだけで前へは進めないので、取り急ぎ、この差3点をクリアするにはどうすれば良いのかを考える事にしました。

 

その中自分が思う大きな敗因の1つは、「作業が遅い」という事。
では作業が遅い原因は何か?を考えてみました。

 

【作業が遅い原因】
・デザインツールのショートカットキーや全ての機能を覚えきれていない
・明確な答えが見出せないまま考えながら作業している(デザインが思い浮かんでいない時点でとりあえず作業している)
・積極的に作業できていない

 

自分の敗因を理解できたところで、次に目標設定です。

 

まず目標その①「デザインツールのショートカットキーや全ての機能を覚えきれていない」
→今期中に、日常で使うデザインツールのショートカットキー、及び、まだ駆使しきれていない機能を使いこなす。

 

目標②「明確な答えが見出せないまま考えながら作業している(デザインが思い浮かんでいない時点でとりあえず作業している)」
→作業に取りかかる前にどんな作業が発生するのか、作業をしていく上での懸念点は何かを書き出す。
実際に作業をした上で漏れがあった場合はそれも書き出す。
今期、それを続けた上で、来期は作業する前に懸念点を全て潰せるようにする。

 

目標③「積極的に作業できていない」
→今期中にチャレンジした事のないジャンルに1つでも着手する。
ない場合は、想定で良いので、チャレンジした事のないジャンルのバナーを制作する。
(その時点のGoogleAdwords用バナー全サイズ)


永谷さん曰く、正しい目標設定というのは”達成期限”と”達成基準”が明確なものだそうです。
達成期限は2、3ヶ月先で、達成基準は現実的なものが良いそうです。

 

また、この授業の中で印象的だったのは、
「あるべき姿(理想)から目標にブレイクダウンすることは、レベルアップしているということなんです。決してレベルダウンではありません。」ということ。

 

現実的な目標にすることは、レベルを下げているようで、
目標達成の観点においては、現実的な目標を設定することは、技術であるということのようです。

 

目標達成するための目標は設定できたので、今度はこれを行動に落とし込む作業に移りたいと思います。