Creative Cloudと連動できるAdobeのアプリがおもしろい
1ヶ月程前から、AdobeのデザインソフトをCS6からCCにしました。
Adobe歴としてはElements→CS3→CS4→CS5.5→CS6→CCと、
並べてみると意外と色んなバージョンを使っていたんだなぁと思います。
Elements時代は機能がだいぶ少なく、というか素人にはAdobeの使い勝手よりもGIMPの方が優しかったので、ElementsよりもGIMPの方が使っていた記憶があります。
とはいえ、初めて画像を加工したのも、バナーを作ったも、gifアニを作ったのもElementsだったので思い出深いです。
その後、バージョンが上がる度、ちょくちょく変わる名前や使い勝手、機能にとまどったり、いいなと思う参考書があっても自分のバージョンと違うとどうしよっかなと買うのためらったり、自宅と会社と学校のバージョンが全部バラバラだった時は苦戦したりしたものです。
そして今回、CCになったわけですが、
CSとの違いを一番感じている部分は、CCには連動して使えるアプリがあるという点です。
前回もブログに書いた「Device Preview CC」もその1つですが、先週は初めて「Adobe Shape CC」を使ってみました!
(使ってみた、といっても実務ではなく、とりあえず個人的に試してみただけですが…)
まず、Adobe Shapeというのは、
iPhoneやiPadを使ってイラストや写真などを取り込み、それをベクトル画像に変換してくれるという素敵ツールです。
流行りすぎてもはやあんまり流行ってないかもしれないですが、LINEスタンプとか紙にパっと書いて取り込むだけで即行出来てしまいます。
実際やってみたのこちらです。
まず、ベクトル画像にしたい素材を準備します。
Adobe Shapのアプリを起動して取り込みます。
コントラストを調節できるバーが付いている以外は、普通に写真を撮る時の要領と同じです。
こんな感じで取り込まれます。
コントラストバーで調節すればとぼけたブタの顔もこんなにくっきりはっきり取り込まれます。
で、Photoshop(もしくはIllustrator)の「ウィンドウ」→「ライブラリ」を見てみると…
じゃじゃん。ご覧の通り、取り込まれています。
Illustratorで色つければよかったな…。
私はイラストレーターではなくWebデザイナーなので、
写真をWEB用素材としてブラシにしたり、手書き文字やイラストをバナーのアクセントして使用したい時などに使えそうだなと思ってます。
素材を探すだけでめちゃくちゃ時間を取ることは少なくないし、挙句、理想の素材に出会えないこともあるので、素材の幅は広くなればなる程、良いです。
あと、カラーも取り込むことができるので、
例えば街中でふと見つけたいいなと思うカラーを取り込んでおけば、その瞬間にはもうPhotoshopやIllustratorに取り込まれるので、これはかなり日常的に使えます。
今までだと写真撮って送ってペイントで色採取してスウォッチに登録して…って感じでしたが、何段階もの工程をすっ飛ばしてまさかの1工程で終わるので、めんどくさすぎてもういいやって諦めることもなくなります。
このツールについては多分もっと便利に使える方法があると思うので、
今どれだけの人が使ってるかわからないけど、流行りだせばだす程、いろんな使い方が見えてくると思うので、私も探求していこうと思います。